「ヒビ割れがあるんだけど大丈夫かな?」というご質問をよく受けます。
では、実際にどの程度のヒビ割れなら大丈夫なのか、補修が必要なのかご説明していきたいと思います。
ヒビ割れが起こる原因
1、長い年月により、塗膜の低下でヒビ割れが生じた。
2、塗装後の乾燥期間がしっかり設けられなかった。(不具合)
3、凍結融解が繰り返されて割れてしまった。
4、構造的な欠陥。
5、地震による揺れや振動、または交通機関
ヒビ割れを放置すると
雨水などが、割れたヒビの中へ少しずつ入り込みます。
豪雨など横に振る雨は外壁のヒビに入りやすく、「大雨が降った日」はいつも雨漏りする!と言うお客様も多かったりします。
最終的なお話になりますが、湿気や水分が原因で躯体が腐ってしまいます。
そうなると塗装うんぬんでは無く、大掛かりな修繕が必要になり、お客様の負担も大きくなります。
腐った木やクロス、天井修繕など、本来必要のなかった工事が増えてしまわぬように、建物にヒビを見つけたら意識する必要があります。
また、抵抗力が弱い小さなお子様などは「カビによって病気が引き起こされる」可能性が高まりますのでご注意ください!
どの程度のヒビ?
実際にヒビ割れを見つけたら、どの程度なのかを把握しましょう!
遠目から見ても分かるのか、近くにいかないと目立たないのか、ヒビ割れの大きさによって対策が必要になります。
ある程度の目安です。一番良いのは業者に相談する事!相談ならほとんど無料ですから、どの程度なのか聞いてみるのも手ですね。
また、「雨漏りは屋根から?」というお話もよく聞きますが、全国的にも外壁が一番多いという調査結果が出ています。
もちろん、外壁や屋根以外の箇所からも雨漏りする危険性もありますので、雨漏りしている場合は「どこからなのか」診断する必要があります。
さて、実際にヒビがあった場合は「ヒビの大きさ」によって補修方法が異なります。
ヘアークラック(髪の毛ぐらい細いヒビ)程の幅でしたら塗装でも大丈夫ですが、それ以上大きい割れはしっかりと補修します。
補修に使う材料も、知識を持って見極める事。
以上、ヒビ割れについて。ぜひご参考にしてください!