新築時にキレイだった外壁や屋根も、紫外線や雨風、熱や雪などの影響で劣化していきます。
ツヤが無くなったり、変色・色あせしますが、段階によって塗装時期かどうかをある程度判断出来ます。
塗り替えまでの段階
1、まだまだツヤがある。
2、経年によりツヤが無くなってきた。
3、全体的にくすみはじめた。(黒ずんできたり、色味が変わってきた)
4、手でさわると白い粉っぽいものが付いた。
上記の2までは問題ありません。雨漏りなどが起きていなければ様子見です。
ただし、上記の3は検討しはじめてください。4はまさに塗り替えのサインが出ています。
色あせを放置したら
見た目の印象さえ気にしなければ、「今すぐに!」と言う訳ではありません。
しかし、現在の「塗膜」が無くなってしまうと、化粧していない「ノーメイク」と同じイメージですから、
紫外線などの影響で少しずつ痛みが進行してしまい、建物の寿命を縮めてしまわないよう注意が必要です。
手で外壁や雨どいなどを触って、白い粉(チョーキング現象と言います)が付いたら、
「そろそろ防水性が失われつつありますよ!」と教えてくれています。
外壁リフォームは、病気になる前の予防だと思ってください。病気になったら費用はかさみますよね。
今の現状を知る事
雨や風にあたる環境にあるため、年数が経つごとに色があせてきます。
この場合、高圧洗浄でキレイに!と言う対処が出来ません。色あせは塗料の劣化が原因です。
さて、塗り替えまでの段階としては、色あせは「初期」にあたります。
まだまだ様子を見ましょう!しかし、チョーキング現象が起きたら塗替え時期です。
ちなみに、色があせていないのにヒビ割れが発生していたら別の話です。
それはそれで、補修が必要となります(割れの幅や角度、箇所次第ですが)。
以上、色あせについて。ご参考にしてください!