シーリングとは、サッシと窓ガラスのすき間やサイディングボードの隙間など、建物の隙間を埋める工事です。
塗料と同じように、紫外線などの影響で傷み、割れたり剥がれたりします。
シーリングの役割
1、外壁材の張り合わせ(材質同士のぶつかり合いを防ぐ)
2、窓枠サッシの隙間をふさぐ。
3、ヒビ割れなどの応急処置
4、防水性を保つ
すき間が埋まっていないと、雨水などが中に侵入して雨漏りを引き起こす可能性があります。
また、シーリングの役割がしっかりと果されていないと、部材が割れたり欠けたりする恐れも。
シーリングが傷むと
シーリングの耐用年数は外壁や屋根(シリコン塗料)に比べると劣化が早いため、5年ぐらいで一度様子をみましょう。
劣化がすすむと、徐々に割れたり痩せたり、剥がれてしまいますので本来の役割が無くなります。
防水機能がマヒしている事は、建物にとって悪影響をずっと与えていると言う事なので、気になっている方は相談を!
建物に非常に大切な部分であるシーリング、放置していると雨水が浸み込んで内部を腐食させてしまう事もあり得ます。
塗装工事や防水工事以外に、大工工事などの大規模な修繕にならないようにメンテナンスは早めが良いと思われます。
危険信号を見逃さない!
古いシーリングを剥がしてから新しく注入したり、既存の上から打ち増したりなど箇所やご予算、アドバイスによって施工方法が変わります。
しかし、変わらないのは「きわめて重要で高度な技能」が求められる作業だと言う事です。
知識や経験が無いまま施工してしまい、後々思わぬトラブルにならないように、必ず業者から説明を聞きましょう。
ご自身でやる場合は、相性の悪いシーリング材を使ってしまったり、乾燥期間や足場のリスクに注意してください。
外壁塗装や屋根リフォームなどが目立ちますが、シーリングも雨漏り防止や部材を長持ちさせるためにはかかせません。
大規模工事にならないよう、ヒビ割れしていたり剥がれていたり、破断している場合は相談しましょう。